深爪エリマキトカゲ
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二度なら杜撰、土間で藻
この一月で二度も奈良へ行きました。
文字通り降って湧いた「ボウフラ出張」です(最近「ぼーふら」って聞かないね)。
今日なんか日帰りで移動に10時間ってホント何しに行ったのか…

とはいえ共同開発してる大手さんの大学キャンパスのような研究団地(今つくった造語)が見れたのはよかったし、何よりこの二度の出張で羽生善治の新書を二冊読了できたのが嬉しい(つまり仕事した時間より移動中の読書時間が圧倒的に長い)。
『決断力』から『大局観』まで間を空けずに読んだ感想としては、後者の洗練が著しいなと。つまり「聞かせどころ」がたくさんあって密度が濃くなった印象。そしてトップアスリート(ではなくて…)がみんなそうであるように、さらりと自然に出てくる言葉に重みがある。いや重いのではなく…「中身がぎっしり詰まった」というか、同じ言葉をパンピーが言っても「そらそうや」と思っておしまいなところが羽生氏が言ったなら「この言葉にどれほどの経験が詰まっているのか…」と想像させずにおかないものがある。
保坂和志の書いた「羽生善治本」が前に増して楽しみになってきたなあ☆


と書いたのはことのついでで、もともとは備忘に記そうと思ったことがあった。
今日は昼前にJR奈良駅に着いて駅と一体化してるすぐ下のスーパー前のベンチで鳩にエサをやりながら昼ご飯を食べていたのだけど、タクシー乗り場前の広場をぽけーっと眺めていたら(鳳はたぶん大阪だと思うので)唯一の奈良の知り合いC氏がいた、ように見えた。茶系長髪の子と二人で歩いていたのだけど、メガネが手元になかった(かといって頭の上に乗っていたわけでもない)のと「まさかね…」と最初に自分の頭を疑ってしまったので確かめる間がなかった。
確か県庁に勤めてたはずだけど…月曜の朝に駅前を歩いてるなんてことはないわな。
まあ、また会って話す機会でもあれば聞いてみよう…とここに書いたら必ず忘れる類の話だなこれは。

と書いて、「備忘」の反対ってなんだろうってまず反射的に考えたのだけど、「忘れてもいいやってことにする意味で忘れることに備える」のも「備忘」だろうなとは思う。
と言いつつ考えてみるとして、「右から左に」って言葉があるから、ロケットえんぴつ(懐いな)みたいな感じで「玉突き型忘却」でどうだろう。
いやこれだと型を限定しちゃってるんだよな、「忘れることを促進する」から「促忘」と書きゃまんまだけど読みが野暮ったくて定着しなさそうだから…

思い付かん、「老人力」(@赤瀬川原平)でいいや。
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by chee-choff | 2013-04-22 23:41 | 社会人
ヴェールの女は、祈るだろうか?

 合うとサイダー 合わねばコーラ
 かくもこの世は 炭酸水

字余り。

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かれは、できることなら、信じないでいる状態を脱したいと思う。むなしさがこの宇宙で最後の決め手となることを、かれはなんとなく気にくわぬのだ。かれの人間としての資質は、なにか双手をあげて賛同できるものを求めてやまない。だからといって、理性を没却した解決法に甘んじることも、かれの誠実さが許さない。とすれば当然、かれの次の疑問はこういうことになるだろう──わたしに夢想さえできぬかなた、わたしに思いもよらぬいずこかに、もし解決が存在するならば、わたしが(実際問題として)わたしに不可能な信仰的態度をまずとることなしに、いつかそれが強引にわたしのもとを訪れる見込があるだろうか?
C・ウィルソン(福田恆存・中村保男訳)『アウトサイダー』p.126
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by chee-choff | 2013-04-14 22:45 | 読書