深爪エリマキトカゲ
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(v3) 鎮魂ムンベ<m@rk>
ボーカロイド作曲者(P)紹介③.

今回はm@rkさんの一曲を紹介.

⇒ tautology -short ver.- 【初音ミクオリジナル曲】

作曲者紹介というよりは曲紹介です.

(m@rkさんのムンベはこの一曲だけなので)


今回は少し薀蓄に偏りますが…

ボーカロイド曲の聴かせ方として,大きく

 ①歌唱力をいかに表現するか
  ←声圧,声色の調整
 ②曲全体の安定感
  ←音圧up
 
の二つに分けるとします.

大抵はどっちも頑張ります.

①の調整次第で「まるで人が歌っているよう」にすることもできます.

ボーカロイドはもともと人の声をサンプリングして,

要は「個性を若干残しつつ特徴をほぼ削ぎ落とした」ものを原音としており,

声色の編集段階で作者の個性が出しやすいようになっている(ハズです).

つまりそのままでは人が歌っているものと比べてどうしても聴き劣りします.

その「聴き劣り」の内訳は主に「声圧不足」です.

で,その足りなさはもちろん生かすことも可能なわけです.

長くなりましたが…

この曲はその不足を見事に生かしています.

聞きかじりですけど,この曲ではボーカロイドはほぼ無調整だとか.

また,楽器(シンセとか?)をほとんど使わない正統派(邪道を聞かれると困るがw)のムンベで,

安定感を簡単に作れる(と僕が勝手に思ってる)音圧にも頼っていません.

つまり上で分けた①と②の両方に与せず,

独特の安定感,疾走感が表現されています.


レクイエムではない(と思います)が,

醸し出される雰囲気を僕は「鎮魂」と受け取りました.


僕の話ですが,この曲のベースラインが脳内再生されるといつも冷静になれます. 

強調されすぎずソフトなベースが思考を促進させるのかな..
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by chee-choff | 2009-06-30 13:01 | V概論
東へ
加えて今日は雨.

梅雨のはずなのに久しぶりの雨.

じめじめするのはヤだけれど,

雨に合う音楽で親しみがもてる.

雨の日はエレクトロニカ.

レイハラカミ.


+*+*+*+*+*+*+*+*+*


今週末は内定先の社内学会に参加(見学?)するため東へ行ってきます.

朝一からやるらしいので前日に会社最寄り駅のビジネスホテルにお泊り.

特にテンション上がることもないけど,

同期の内定者と遭遇できたら楽しそう..

夜の駅近をぶらぶらしようかしら☆

こういった浮ついた時間は普段とれないし.


ちなみに内定者懇親会はまた別にあって(8月半ば?),

品川でやるとのこと.

品川って新幹線止まるのしか知らないけど,

何かあるんスかね?


+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*


暑 い ぜ

まだまだ暑くなるのが信じられん.

うぅ
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by chee-choff | 2009-06-29 17:17
(v2) 幻想ピアノ世界<とちP>
ボーカロイド作曲者(P)紹介②.

今回は「コードの魔術師」とちPさん.


ある程度音楽に親しみのある人なら分かるはずの,

自然なコード進行を心地よく裏切ってくれる.

(か,もしくは「コードのメインの構成音」を上手く外して配置しているか.)

「こんな心地よさがあったのか!」と思わずにはいられない所謂ブレイクスルー.

な曲をいくつも作ってはるのだけれど,その中でこの一曲.

⇒ 【鏡音リン】 くるりんフラワー 2号 【オリジナル】

ふわっと空に浮かんで気持ちよくホバリングを楽しむ.

羽はバタつかせず,舞い上がる風に乗って上昇していく…ようなイメージ.

ピアノ伴奏の(躍動しつつも)つながりの良さとサビまでの盛り上がりがすごい.


動画に楽譜をリアルタイムで載せる人は珍しいのだけれど,

それを見ても♯と♭の多用度が分かる.

僕は長調とか短調とかテンションには詳しくないけれど,

多分調を変えれば譜面中の♯と♭が減るとかではなくて,

敢えて調からの逸脱を実践しているのだと思う.

その外し方が多分心地よい…が実はきわどい線をいってるようにも思えて,

感覚で言うと多分,

調とか音階のバランスを考えながら聴くと頭が痛くなるはずで,

何も考えず騙されたと思って引き込まれてふわふわ聴けば心地よいのではないかなーと.


関係ないけど,音に煩いカラオケ好きの僕としては是非一度歌ってみたいものです.

もしくは誰かに歌わせてみたい.

恐怖の半音地獄に誰もが悶えるハズw


とちPさんの最新曲も同時紹介.

さわやかさに思わず顔がほころぶ☆

⇒ 【初音ミク】風色のアレグロ【オリジナル】
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by chee-choff | 2009-06-27 21:09 | V概論
(v1) 地に足つけた浮遊感<逆衝動P>
本概論ルール紹介(今現在)を軽く.

楽曲リンクはもちろん曲なんですが,

紹介自体は作曲者紹介に重きをおきたいと思ってます.

というわけでタイトルは

 作曲者(もしくは紹介曲)のイメージ
  +
 作曲者の通り名

で構成されています.

 (ここで通り名について説明.@ニコ動を知らない人バージョン
 ニコニコ動画には動画の上に「タグ」が約10個並んでるんですが,
 作曲者が何個か自作曲をアップロードすると視聴者が楽曲のイメージや
 投稿文などを元に,そのタグに作曲者のニックネームを書き込みます.
 それが他の視聴者に受け入れられて「定着」したり作曲者が気に入ったりすれば,
 晴れて作曲者の「通り名」となる(ちなみに慣例では通り名の最後に「P」をつけるようです).
 その作曲者が気に入った場合は,タグ(もしくは彼の「mylist」)をたどれば
 彼の他の持ち曲をたどることができます.)

なぜ作曲者紹介に重きをおくかというと,

やはり同じ作曲者が作る曲は(作曲環境はもちろん同じであり)雰囲気や

コンセプトを同じくするものが多く,

言わば「一度当たれば何度もおいしい」から.


では本編へ. 



+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*


ボーカロイド作曲者(P)紹介①.

ハイスペックな曲を紹介.

まずは聴いてみて.

⇒ Dependence Intension 【ミク・ルカ オリジナル】

Treow(逆衝動P)さんは「変拍子の貴公子(又は変態w)」と呼ばれるほどの変拍子狂.

その彼の最新曲はかなりイカツい.

最初は拍子がくるくる変わるしノリにくいことこの上ないのだけれど,

何度かリピート再生すれば中毒性があることがわかる.

僕の見立てだと,拍子進行は

 (4/4 →) 4/4 - 5/4 → 4/4 → 4/4 - 3/4

で一巡.

この進行を,

「重量感たっぷりのナニモノカが姿形を変えて軽やかに跳躍していく様」

に捉えてみたんだけれどもどうだろう.

どの場面にも4/4を挟み込むことで統一感というか,

自然な変化(循環するから変遷か)をうまく表現できているように思える.

(4/4 - 5/4 スペースで「舞台で揃えて足を踏み鳴らす」ような打ち込み(前2拍)が

「闘技場」をイメージさせるのはなぜだろうw)

こういう気持ち悪いくらい気持ちいい曲は大好き.
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by chee-choff | 2009-06-26 12:56 | V概論
Vocaloid概論事始
薀蓄を語るのであった.

でも,その前に「薀蓄を語る前の薀蓄」を語る.


そしてその前に「本論の前の序論の前の導入」を語ることも可能で,

やはりその前にも(ry

というマトリョーシカの上半身をどんどん取り除いていく作業は

 (実際には極小のマトリョーシカをそれより少し大きいそれで

 どんどん覆っていく作業,といった方が(言語)空間の拡がりとして的確な表現だと思う.

 話は全然逸れるけど,これがヴォイスを割る(@ウチダ氏)ことではないのかなと思う)

やればやるほど本人にとっての楽しさが増すのだけれど,

それに反比例して読者の追従意思と本人の体力が減る仕組みである.

というトレードオフを勘案して「薀蓄の薀蓄」を語るにとどめることにする.


+*+*+*+*+*+*+


すなわち,「音楽の批評」について.

人に自分の好きな音楽を紹介するうえで最もシンプルなのは

「とりあえず聴いてくんろ」の一言とともに曲を提示することである.

その曲と紹介した彼との相性が良ければ追記は不要であり,

一方「どうもちょっとねぇ…」となれば推薦終了か説得継続かの二択になる.

そこで「言葉としての楽曲の批評」が初めて効果を発揮する場合もある.


だが,楽曲を聴く前から何かしらの抵抗を持つ人もまた別枠でいらっしゃる.

例えば「ロックはなんだかやかましいから」「演歌はどうも古臭いし」などのそれ.

単なる人聞きの偏見の場合もあるが,何度か(それこそジャンルで括れるような)

苦い体験を経て構築されたスタンスなのかもしれない.


しかしそれらの理由はどうあれど,その楽曲を一度として聴かぬまま,

その存在自体を知らぬままという無経験は,楽曲に感動を覚えた者にとっては

勿体無いと思うし,なんだか寂しいなぁとも思う.


この寂しさの埋め合わせは自己満足であり,

初段落で述べた提示→推薦終了の流れを優先する意思は他者と楽曲との

出会いの機会の提供の一方で強要はせず表向き時間浪費の体をとる拘束もかけず

(つまり本音としては「首突っ込んだ時の一切は自己責任ですぜ」)という「おせっかい」を

最小限にとどめた振る舞いに謙虚さを見る意識も自己満足である.

つまりどう足掻いても「音楽批評」は自己満足の域を出ない.



要約すると(というかここまで書いた話は別論ってことでw),

とりあえず曲を一度聴いてみてもらえれば僕の意図は完全に達成されます.

何かしら良く分からないものを含めた抵抗があって足を踏み出せずにいる人が

もしいるとして,彼らが踏み出すきっかけになればいいなぁという思いを込めて

紹介文を書いたり砂上楼閣的薀蓄を弄したりしています.

(ちなみに僕自身は吹奏楽とジャズやってましたが,

音楽理論の方はからっきしプーですw)



楽曲リンクに付随した文章たちの主な役割はそれであり,

(つまり読む必要はほとんどの人にとってほとんどありません)

かつ副次的な目的として,僕の音楽的言語表現(音楽→言語への変換)が

どの程度のものなのかを見てみたくもあったりします.

それを晒すあたりやはり気質としてマz(ry  ごほんごほん.

で,何を隠そう音楽批評なるものを初めてするので

語彙が凄まじく貧困な状態からスタートすることをご了承頂いて,

(会話では「かっけー」「すげー」くらいのレベルですww)

それでいて最近ジャンルの定まらない哲学本を読んで奇妙なレトリックを醸成しつつあり

「言語変換時の元感覚との乖離度」が甚だしいことを僕自身自覚したうえで,

言葉を紡いでいくつもりです.


+*+*+*+*+*+*+*+*+*


「薀蓄を語る前の薀蓄」を語ったところで力尽きた(笑)ので,

本記事本論であるはずの「薀蓄」は要点だけ箇条書きにとどめときます.

またその気が起これば詳しく書こうかなと(→逃げ口上).

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by chee-choff | 2009-06-26 11:56 | V概論
『ウィリアム・ジェイムズ入門』 スティーブン・C・ロウ
Sun.6.20 読了.

 ジェイムズはまず読破すべき哲学者に定めており(というか今定めたw),
 解説本も嬉々として読めるほど好きな人である.

 ロウ氏の本著.
 「ジェイムズと対話してもらいたい」と最初では調子のいいこと言っておきながら,
 後半の著書紹介では独壇場ドリーマブル(夢心地)な話が展開され,
 いささか置いてけぼりの感が残った.
 「こ,これは!」と魂を揺さぶる表現がいくつか散見されたのはよしとして,
 全体の流れが…時々ドリーマーぶりについていけなくなったので途切れ途切れであった.
 ジェイムズの著作も同じ雰囲気だったのでなるほどなぁとは思うのだが,
 彼(=ジェイムズ)の方が「わっし魂の歓喜に打ち震えてますねん」感が出ていた.
 どちらにしても(ジェイムズにしてもロウ氏にしても)そうなのだけれど,
 言葉では到底表しきれないものの表現に敢えて挑戦する努力がにじみ出ていて,
 その気持ちを汲み取った上で彼らの文章を読めば,
 言わんとすることを理解できなくとも受け取れるものがあるはずだ.
 
 この「理解できなくとも受け取れるもの」が彼らの言う「純粋経験」の一つではないかと思う.


 以下抜粋とコメント.
 (読み返して紛らわしかったので追記.
 「…」は抜粋文の途中部分の省略,
 「>>」は抜粋文に対する僕自身のコメント.)

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by chee-choff | 2009-06-22 16:30 | 読書
2・4 / 一構想
音楽を聴いていてふと気付く.

自分が好きな音楽はわりとジャンルを問わず的な幅広さなのだけれど,

共通項を見出そうと思うとそれは,

「強拍が裏拍(2・4)でとれる」

曲達なのではないかな,と.


もちろん3年間のジャズ研時代の影響が大きい.


で少し飛躍して…

拍のとり方っつのはもちろん人によるわけですけども,

(頑張ればJ-POPどころか演歌でも2・4でとれる.

 もちろん今言ってるのは「自然に拍がどうとれるか」の話やけども)

だとすると自分の好きな音楽って,

自分の姿勢(スタイル)で決まるのだなぁ,と.


あれ? なんか卓見ではと思いきや当たり前の事言ってる気がする…

うーん?


お粗末.


+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*


(長期にわたり散々伏線を張ってきたが,)

近日中に本格的な布教活動を開始すべく,

「ボーカロイド概論」なるものを非公開で執筆中.

「まずは聴いてみなすって」を基本スタンスとしつつ,

「こんだけ可能性秘めてんだぜ」と薀蓄を捏ね繰り回して崩壊して後

完全に趣味で楽曲紹介を垂れ流す予定.

期を見て公開します.


もし興味を持たれた方がいらっしゃれば,

(まだ公開してないのに興味持つも何もないんですがw)

ぜひニコニコ動画のIDを取得しておいて下さい.  と言いつつ,

時間が大切な方はニコ動では余計なもの(ランキングとか)を見ないことをお勧めします.

いやホントに.
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by chee-choff | 2009-06-20 15:29 | V概論
不一致が真実?
『恋恋蓮歩の演習』(森博嗣)を読了.

タイトルは読めば出てきます.
しこさん天才.


Vシリーズの中では今んとこ一番.
スロースタータというやつですな.
(これはただの私的感想.
 SMシリーズは最初から森ミステリィぶりをがんがん発揮してるけど
 Vシリーズはここにきてやっと,という印象を受けた.)

ビビッと来た箇所が2つ.
まずはそれを抜粋.
つまり以下はネタバレを多少含む.

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by chee-choff | 2009-06-11 00:05 | 読書
ジルデコtypin'
久々のタイプウェル更新.

しかも常用・カタカナのダブルで,ともにコンマ4秒短縮!

リズム隊(特にベース)がステキなジルデコを聴きながら.


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まだまだ遠いのだけれど,

目指すべき境地をここで見ておこう.

typewell国語RのDLフォルダにあるReadmeを以下抜粋.



 【 レベル表示・目標設定 】

 入力スピードに応じて実力を判定し、レベルを表示します。レベルは40段階以上あ
 り、各モードのレベルテーブルは以下のようになっています。

 J I H G F E D C B A  : 205.999秒 ~ 76.000秒
  ※練習次第でレベルアップが期待できます。 総合成績カテゴリー:[Amateur]
 SJ SI SH SG SF SE SD SC SB SA :  75.999秒 ~ 56.000秒
  ※十分自慢できるスピードです。 総合成績カテゴリー:[Professional]
 SS XJ XI XH XG XF XE XD XC XB : 55.999秒 ~ 36.000秒
  ※才能の世界です。            総合成績カテゴリー:[Genius]
 XA XS XX ZJ ZI ZH ZG ~ : 35.999秒 ~
  ※人間とは思えません。          総合成績カテゴリー:[Machine]



総合成績カテゴリーとは,本記事7つめのピクチャ右下にあるクラス表示のこと.

常用語はもう一歩と言えるが,あと3つ(カタカナ・漢字・慣用句ことわざ)がまだまだ遠い.


…目指せ[Machine]クラス!!!


+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+


ふと昔の記事を見返していて,

タイプウェルをいつ始めたのかが気になった.

…調べると,06年の10月13日やった.

始めたての記録は常用語で60秒前後.

二年半でここまで来たと…

隔世の感,つーやつスか.  はぁ

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by chee-choff | 2009-06-06 21:58 | タイプウェル
身体(からだ)を切り取る
『夢のもつれ』(鷲田清一)を読了.

鷲田先生初のエッセー集の文庫版.
臨床哲学エッセイだそうで.

日頃まったく意識しない身体に関する詳述に走る戦慄(?).
決して想像もできないほど突飛な話ではない,
日常とかけ離れた描写でありながら境界が極めて曖昧で結合が紙一重である異常.
読めば確実に,
身体に対する意識が変わる,
敏感になる,
感覚が未知なる領域で満たされる,
不安が恍惚と同期することを知る.

考えさせる文章を読むのが好きな方には相性がいいと思われ.
一文ごとに立ち止まって,
想像をはたらかせることで先生の表現の味が初めてわかるのではないかと思う.
逆に言えば,
さらりと読み通すだけでは「???」で終ってしまうのでご注意を.

ビビッときた先生の表現を以下に抜粋.

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by chee-choff | 2009-06-06 14:56 | 読書