深爪エリマキトカゲ
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ゆくとしくるとし07→08 (1)
気が付けばもう年末。

先月に目のことを書いて以来、家のPCから遠ざかった日々が続いてた。

目は何というか、もうどうしようもないですね。

あれから作業時以外眼帯ガーゼな日々を過ごしてる。

毎日歩いてる道がまた違って見えたりして、そんな感じで楽しんでます。

と、それはただの近況でありまして…


いつの間にやら、年末です。

今年は、自分にとってどんな年だっただろうか。


振り返ってまず思いつくのは、

今年は大学生活の中で一番ゆるりと過ごせた一年であったことだろう。

特に大きな行事は…院試があったくらい。

院試前は研究室生活という日常(輪講・研究発表やスポーツも)を楽しんだし、

院試後は自分の時間というものを大切にした。

試験を境に生活が変わったのは偶然ではなく、また京大へ行くことになったからでもない。

院試勉強に集中すべく色々な欲求を断って7,8月を過ごしたのだが、

その無欲な精神状態が院試が終わっても続いてしまったのだ。

欲がないと、興味も湧かない。周囲に対して、注意を払わなくなる。

そうやって、協調性のない人間になってしまったことを否定する気はない。


今まで自分の思う通りに行動してきたし、今もそうである。

他人に合わせるのも、それが相手の機嫌を損ねないためであったとしても、

その奥には相手の安心した心を感じたいという自分発の欲求があった。

行動するうえでの根本、基本方針は変えていない。

が、表出する態度は変化した。

自分で気づいているくらいだから、まわりは明確に認識しているに違いない。


これは、ひとつの成長の兆しなのではないか。

と、自分では肯定的に捉えている。


思い返せば、高校の時から自分の周りにはいつも素晴らしい人々がいた。

悩みを表現することが苦手な自分をそれとなく支えてくれたり、

構わず遊びに誘ってくれたり。

常に受動的であった自分に働きかけてくれる人がいて、

それに応えているのか奇妙でありかつ存分に余計な動きを見せる俺は、

はたから見るとさぞ行動力のある人のように見えたことだろう。


だが、基本的に俺は人を、自分の意思ひとつで巻き込むようなことはしない。

 「自分と関わろうと思わない人とは関わろうと思わない」

このことは、無意識のうちに自分のポリシーとなっている。

逆に言えば、

 「自分に興味がある人間はまず受け入れる」

姿勢があり、そのような人がいるだけで無上の喜びを感じる。


この「自分に興味があるか否か」を判断するのはもちろん自分自身だが、

つまり今までは自分に興味を持っていると「想定された」人が周囲に沢山いたのだ。

そして、その想定された興味に応えるべく、またそうすることで自身に湧き起こる

満足感を得るべく、ふわふわしながら一生懸命に過ごしてきた。

そしてもちろん、この生き方に満足していた。


だが今年に入り今まで共に熱く過ごしてきた人々との関係が希薄になるにつれ、

自分を見つめなおす機会が増えていった。

そこで触れてしまったのが、『自分は成長していない』という感覚だ。

根拠は、あまりない。

あるのは実感、又は思い込みと呼べるものだけである。


これではいけない、と思ったのかもしれない。

今まで通りに過ごしていては、今まで通りの満足しか得られない。

それは満足ではないのか?

今まで、自分の心の在り方に納得して過ごしてきたのではないのか?

…どちらも正しい。正しいと思う。

しかし、違うのだ。違ってきたのだ。


将来の夢を友人と語ったことは幾度となくあったが、その度に俺は、

「変化のある生活がしたい」と言っていた。

それは「不安定を望む」と表現しても過言ではないように思う。

非常に漠然とした願望であり、やはり明確に描けるような理由もない。

言ってしまえば、「イメージ」「なんとなく」である。

他人にこのような「なんとなく」を説明するのは非常に難儀である。

なにせ自分ですら掴めていないのだから。


だが、ここまで生きてきて、「不安定を望む」ことの具体例をまた一つ、

実感できているのかもしれない。

そしてそれは今まで感じた例の中で、最も長い周期を持ったものである。



…この辺で、一度筆を置かねばならない。

一部の人には別のことを言ったが、今年は一人で八幡宮(京都・八幡)へ初詣へ行く。

行くことになった。

一年を振り返りながら、来年の抱負なんぞを考えながら、

ぶらぶらと山を登ってきます。

そして神社で缶ジュースのお汁粉を買って、中の小豆が残らないように

くるくるまわしながら飲もうと思います。


帰ってきたら続きを書きます。

それではみなさん、よいお年を。
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by chee-choff | 2007-12-31 23:06 | 思考