深爪エリマキトカゲ
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◆ 食騒動
今朝の読売トップ面を見て考えてみたくなったので時事ネタを書いてみた。

朝日と見比べなかったら思い浮かばなかった。

新聞社ごとの理念の違いを実感☆

(読売はトップと社会1面、朝日は社会2面のみ)


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食品への異物混入によりメーカーが回収、とのニュースが後を絶たない。

まるで流行に乗るかのように。

メタミドホスやらジクロルボスやら、普段関わることのない単語が紙面に並ぶ。

そして今日はシアン化合物。

報道を聞く限り中国の一部でのはっちゃけぶり(メラミンでタンパク質かさ増しとか)は論外だが、

国内でのそれは大抵「人体に影響はない」とのコメントがついている。


建築物と同様に考えていいのか知らないが、化学物質含有量の安全基準にも

やはり「安全率f」のようなものがあると思われる。

つまり、含有量の基準値を超えれば即危険というわけではない、という意味だ。

あまりにもギリギリに基準値を定めてしまっては「あそび」がなくなる。

 (「あそび」については車のハンドルが好例。

 wikipediaには「不覚筋動を機械の動きに反映させない為」とある。)


要は、基準値を越えた化学物質が混入した商品を回収せずとも、

社会問題とならない(消費者側が気付かない)ケースが多々あるということ。

一方で、商品を回収しますと宣言した時点でそのメーカーの信頼が地に落ちるばかりか、

食品業界全体に不信感がつのる。輸入品か国産品か、の次元ではなくなってくる。


そのような想定の中で、なぜメーカーは回収を行うのか。その理由は。

メーカー現場労働者の内部告発やマスコミの「抜き」が発端かもしれない。

これに加えて、今までは考えもしなかった「流行」という理由が今日の紙面を見て頭に浮かんだ。

(もちろんこれは上の二つを包含することになる。)


メーカー側が不利益を被るしかない流行に乗るとは考えられないので、

食品関連ニュースに敏感になっている消費者の期待に応えんとするマスコミ側であろう。


ある程度は流行に乗るのもいいが、やりすぎはよくないのかもしれない。


異物混入に限らず、商品という形でも外食という形でも食べ物に関して

消費者として「あれ?」と思われることは、世の中の至る所で日常茶飯事である。

その縮図は家で自炊している時に見出されるものであり、

(自炊した料理を食べる時、その人は「消費者」ではなく「生産者」である)
 (家で自炊する時,調理中は「生産者」であり,できた料理を食す時は「消費者」となる.

 初めて自炊を(本格的に)した人はこの切り替えの際に違和感に気付く.

  例えば炒める前の野菜を床に落とす,野菜の色がおかしいがもったいないので使う等.

 しかし慣れれば違和感は消え,外食で「消費者」としての同様の経験を幾度か経て,

 消費者として「あれ?」と思うことに自らの経験を差し挟むことができるようになる.

 09.3.5訂正.)


飲食店で調理のバイトをしていると実感できるものだ。


あまりに「食品健全志向」を煽(あお)り過ぎると、世の中に出回る食品が減ることも

その値段が上がることもあるだろう。



「ちょっとくらい変な物入ってたって体に悪くないんなら余計な心配させんでよ」

と思われる人は「知らぬが仏」の現状維持志向。

「食品の健全化で荒波が立とうとも、長期的に見て真の安心と安定した食生活を目指すべき」

と思われる人は「波乗りジョニー」の流行志向(サザンは関係ない)。



このまま続くのか、誰かが流れを止める(政府→法案?マスコミ→協定?)のか。
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by chee-choff | 2008-10-26 11:04 | その他 | Comments(0)