深爪エリマキトカゲ
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◆ いいひと。
普段マンガの話は滅多に書かないけれど,もちろん読んでます.

部屋にはほとんど置いてないので(持ってると際限なく読み返してしまうから),

ブックオフに行った時(月2くらい)にガンガン読んでます.

読む本のチョイスを間違えて自己嫌悪に陥ることがたまにありますが…

(どんな本でも読み始めると止まらないので)



いいひと。

2010/08/29 00:09
今日のブックオフで久しぶりに見つけた。
(高橋しん『いいひと。』)
一回行くごとに一巻読むと5月頃に決めたはずだったが、
6月のいつかに見つからなくなって、
それからは目についたマンガを読みあさっていたのだ。
それがやりすぎだなぁとの思いは週末ごとにつのり、
今日はそのひとつの頂点に達した。
(というのも『いいひと。』を見つけたからなのだが)
棚の場所と、何巻まで読んだか(今日は7巻)を
しっかり覚えておこう。
…新品全巻を大人買いするのもアリだとは想う。
あれはきっと何度も読むだろう。

主人公の、ある一面に憧れを持つ。
それは、「彼といるとなぜか話したくなる」雰囲気を
持ち合わせていること。
バカみたいにマジメでプラス思考で相手のうわべの
意図など全く解さない鈍感の朴念仁ではあるが、
ツボはいつもしっかり押さえている。
それはいつも相手にハッと気付かせるもの。
本当は自分(相手)もそう思っていたが言葉にされるまで
気付いていなかったもの。
彼はいつもそういう「快い感じの本質」を大事にして、
人と接し、本気で振る舞う。


いくら身体性を培いつつある自分とはいえ、
その全てを真似ることはとうてい出来ないし、
だいいちそれはやりすぎである。
見習うべきは、
「相手の警戒心を解く雰囲気を醸し出す」佇まい。

独身である間は、全ての人に対してそう振る舞っても、
悪くはあるまい。
結婚の予定が決まった人の「結婚までの最後の独身期を
どう楽しむか」といった話をどこかで読んだが、
こういう楽しみ方もいいかもしれない。
二人でない間は、
一人でも楽しめばいいし、
できることならみんなで楽しめばいい。

いつもその可能性を捨てないこと。
決して一方向に凝り固まらないこと。
そしてそれがいくらいいことであっても、
人に押しつけないこと。
流れがあればそれに乗り、あるいは少し離れて眺め、
自分で流れを作るならば他人にはその流れに乗るや否やの
選択権を与え、かつ自分にもそれを与え、
責任を持つべき所ではきちんと持つ。

死を意識できていると、
それらが少し楽にできるような気がする。
絶対に譲れないものをつくるとしたら、
それは自分の命なのかもしれないが、
「その命を守る手段は決して一つではない」
ことも絶対に譲れないのであり、
それは「絶対に譲れないものを一つに固定しない」
ことでもある。

…ここで生物の本質に逃げるのはよそうか。
別の言い方ができたらいいなぁ。
2010/08/29 00:29
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by chee-choff | 2010-11-22 00:24 | 思考